■草なぎ剛＆二宮和也の共演は実現
前出の芸能プロ関係者が話す。
「元ジャニーズの草なぎさんと現役ジャニーズの岡田さんが共演する可能性もあったわけですが、授賞式が見送られるということで実現することもなくなってしまいました。ただ、ジャニーズ事務所サイドとしては、“安堵”があったのではと言われています。やはり、いまだに新しい地図の３人と現役ジャニーズタレントは“共演ＮＧ”だといいますからね。岡田さんを草なぎさんの横には並ばせたくはない、というのがリアルなところだったのではないでしょうか。
しかし、今年、草なぎさんと木村拓哉さん（４９）、元ＳＭＡＰメンバーの２人が共演する可能性はまだ潰えてはいません。日本アカデミー賞の授賞式でも、前年度の最優秀賞受賞者がプレゼンターを務めることが通例になっていますからね」
『ミッドナイトスワン』は昨年、日本アカデミー賞でも最優秀作品賞を受賞。草なぎも最優秀主演男優賞に輝いた。
「２０１９年の第４２回日本アカデミー賞授賞式では、前年『あゝ、荒野前編』で最優秀主演男優賞を獲得した菅田将暉さん（２８）がプレゼンターを務めました。その翌年は１９年公開の『孤狼の血』で同じく最優秀主演男優賞を獲った役所広司さんが、そして昨年は２０年公開の『新聞記者』で最優秀主演男優賞を獲得した松坂桃李さんがプレゼンターを務めています。今年、草なぎさんがプレゼンターに選ばれるのは極めて濃厚なのではないでしょうか。
昨年の授賞式では、嵐の二宮和也さん（３８）が『浅田家！』で優秀主演男優賞にノミネートされ、草なぎさんと一緒に登壇したことも話題を呼びました。嵐の二宮さんはジャニーズのど真ん中にいる存在。当然、ジャニーズサイドは二宮さんと草なぎさんを並ばせるのを避けたがったはずです。でもそれは“並び”は実現した。その理由は、日本アカデミー賞では、授賞式に参加することもノミネートの条件だからなんです」（前同）
