■「有事の際は斉藤まで」と言わしめた“神対応”とは

 「不倫を撮られた」という太田のニセ告白を聞いた斉藤は、すぐさま人影のない柱の陰へ移動し、相方からの相談に真剣に応対を始めた。

「“次の週か…号に(報道記事が)載るの確定しちゃったっぽくて”、と切り出した太田に対して、斉藤は、“あ、確定したの!?”と驚きを隠せない様子。太田が、“どうしようかなと思ってて…”と続けると、斉藤は、“やっぱ…家族が一番あれ(大切)だから”、“(太田は)子供が2人いるからさ、そこをまず考えなきゃいけないから”と、すぐさま家族のことを第一に考えるべきだと進言したんです」(同)

 そして会話は、ジャングルポケットの仕事についてまで波及した。

「太田が、“ちょっとこの先、その俺たちの活動的にもだいぶこう…”と、ジャングルポケットの仕事に影響が及ぶことを口にすると、斉藤は、“そこより家族よねぇ”、“まぁ仕事に関しては、仕事大きい小さい関係なしに、とりあえず謝りに行って…”と、仕事のことは心配するなという毅然とした態度で応じていました。最後は、“もし、あれだったら俺も行くから”と、今後の対応も一緒にする、と斉藤は断言したんです」(同)

 この“神対応”は最後まで変わらず、番組はネタバラシに踏み切ったのだが、太田と同行していた番組ディレクターも「かっこよかった」と絶賛。この“説”のVTRの終了時には、「有事の際は斉藤まで」という字幕で締めくくられた。

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