■まだまだある、ジャンポケ・斉藤の「感動エピソード」

 実は、斉藤の“神対応”は今回に限ったことではない。

「2021年1月に放送された『王様のブランチ』(TBS)では、吉本興業所属のお笑いコンビ・見取り図が『M―1グランプリ』へ出場が決まった際の、斉藤とのエピソードを披露しています。ツッコミ担当の盛山晋太郎(36)は、斉藤が“関東の山奥にある有名な神社まで行き、お守りを買って来てくれる”と語り、ボケ担当のリリー(37)も、“決勝が決まって、一番にLINEくれる”と、斉藤の愛のある行動を告白。2人は『M-1グランプリ』に出た際、斉藤が買って来てくれたお守りを内ポケットに入れ、ずっと漫才をしていたことも明かしました」(同)

 このように優しさあふれるエピソードが多い斉藤だが、2020年『読売新聞』の紙面で、かつて壮絶ないじめを受けていた事を告白している。

「“♯しんどい君へ”というシリーズインタビューでしたが、斉藤は、小学3年生から中学生の頃まで受けていたいじめで、自殺も考えていたということを赤裸々に語りました。さらに同記事では、そんな自らの経験から、“しんどい思いを抱える君には、『君は変われる。誰かを頼ってほしい』ということを、やっぱり伝えたい”、“もし、つらいこと、苦しいことがあったら、何かの機会を見つけて僕に直接、相談してほしい”という、読者に向けての真剣なメッセージも投げかけられています。

 しんどさを抱える人に対して、つらいこと、苦しいことがあったら“親や誰か”ではなく“僕に、直接”相談してほしい、というのは、なかなか言える言葉ではありません。斉藤の人柄と真摯さが伝わるものすごいインタビュー記事で、涙なしには読めませんでしたね」(同)

 『水ダウ』の企画で明らかになった、ジャンポケ・斉藤の人間力。番組のドッキリに参加することが多い彼だけに、これからも“神対応”を見せてくれるに違いない。

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