■「京本ルドルフ」はツイッタートレンド1位に
ジェシー(25)とともにSixTONESのメインボーカルを担当している京本だが、ジャニーズ事務所入所当初は、ダンスも歌唱力にもそれほど自信がなかったという。
「父親が俳優の京本政樹さん(62)ですから、どうしても“2世タレント”だと見られてしまう。ただ、“親の七光りだと思われたくない”という気持ちから、10年間、毎日のように自宅で歌とダンスの稽古をしていたといいます。
また、腹筋を鍛えすぎると声域が狭まるためあえて鍛えない、喉をいたわるため会話も最小限にとどめるなど、歌のために日頃から実践していることをファッション誌のインタビューなどでも明かしています。
京本さんの歌声に対しては“声量があり、のびやかで音程を外さない”といった評価がありますね」(前出の女性誌ライター)
その歌唱力などが認められたのだろう、2015年、2016年、2019年に東宝ミュージカル『エリザベート』でルドルフ役を好演。また『恋する・ヴァンパイア』、『HARUTO』、『ニュージーズ』など数々のミュージカルで主演に抜擢されている。
「2019年12月の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)では『エリザベート』でトート役を演じた井上さんとルドルフ役の京本さんが、物語の世界観を凝縮した曲『闇が広がる』を披露。『京本ルドルフ』はツイッターのトレンド1位になるほどでした。
ミュージカルで鍛えた腹式呼吸の安定した歌唱で、井上さんに引けを取らない力強い歌声、声量でした。また、その歌声や立ち居振る舞いはジャニーズのアイドルというよりも舞台俳優、ミュージカル俳優そのものでしたね」(芸能プロ関係者)
当時ネットには「FNSの井上トート×京本ルドルフの『闇が広がる』見てしまう……歌唱力だけじゃなく、表情や目の力がどちらも凄くて3分ミュージカル見てるような感覚」「FNSのきょもさんも観たのだけれど……声といい表情といい鳥肌立ったし、井上芳雄さんとのハモも素晴らしくて……涙出そうなくらい感動してる……ってか、涙腺が緩んでる」といった絶賛する声が多数寄せられた。