■賞レース界隈に「岡山芸人」が集結!

「お笑い芸人でいうと、『キングオブコント2021』王者のコンビ空気階段のツッコミ担当である水川かたまり(31)が岡山市出身だし、『キングオブコント2021』のファイナリストだった蛙亭のツッコミ担当の中野周平(31)も岡山市出身。『M-1グランプリ2020』ファイナリストのウエストランドは河本太(37)と井口浩之(38)の2人とも岡山県の津山市出身の同級生で、同大会ファイナリストの東京ホテイソンたける(26)は高梁市、見取り図リリー(37)は和気郡出身です」(前出の専門誌記者)

 余談だが、かたまりと藤井風は世代こそ違うが、実は同じ岡山県立岡山城東高校出身。さらにかたまりと同学年には、NHKの赤木野々花アナウンサー(31)もいた。これだけの有名人を輩出し、城東高校も鼻が高いことだろう。

 また、『M-1グランプリ2021』のファイナリストだったロングコートダディ(33)も岡山市出身。出身校の岡山大安寺高等学校は、ブルゾンちえみ(現:藤原史織)の母校でもある。

 お笑い界に岡山の波が来ているとみて、間違いないだろう。

「岡山県岡山市に本社を置く地元大手企業『ライフデザイン・カバヤ』公式サイトのコラムにも書かれていますが、岡山県民は“非常に合理的な考え方”をする人が多く、“商才に恵まれていて”、“基本的に温和な性格”として知られています。“多くの岡山県出身のテレビタレントがお茶の間で人気になっているように、コミュニケーション能力の高さは大きな特徴”とも、分析されていますね」(岡山県出身のライター)

 ちなみに、21年11月からスタートした朝の連続テレビ小説カムカムエヴリバディ』も、上白石萌音(23)が主役だった“安子編”の舞台は岡山県岡山市。第8週(36~40話)以降、主人公が深津絵里(49)に交代して舞台も大阪へと移ったが、やはり岡山弁がしばしば登場する。

 2022年は、岡山の時代となるのかーー。

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