■『有吉の壁』で“ダンボール愛”を露わにするも……

『文春オンライン』の記事が出た数時間後の1月12日夜、もう中学生が出演する『有吉の壁』(日本テレビ系)が放送された。

 ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を舞台に、もう中学生はダンボールで作ったクロックスの被り物や巨大なパイナップルなどを使ったネタのほか、店内のダンボールを持ち去ろうとする男のネタも披露。

 店員役のジャングルポケット斉藤慎二(39)に問い詰められたもう中学生が「ダンボールたちはこんなところで飾りにされるのを願っていない! このダンボールたちは僕に色を塗られてダンボールのネタにされることを願っている!」「ダンボールたちの声を聞いてくれ! ひとつひとつのダンボールの声が聞こえないのか!? “ネタにされたい、ネタにされたい、ネタにされたい!”」と叫び、ダンボールを持ち去るというネタで爆笑をさらった。

 しかし、ネットには「他人に作らせてたんじゃ、笑えないよ」「ダンボールの声はもう中には聞こえないのでは」「あぁ、もう中も年相応な人間(闇がある)だったんだなぁ~」といったコメントも寄せられてしまった。

 一方で「小道具よりネタが重要 どんなに小道具を作れても ネタが駄目なら笑えない ツクロークンさんが小道具を作りネタをし人気になれば良い」「アイデアがもう中学生によるものなのであれば、ゴーストとは言えないですね」「ちゃんと対価が支払われている。しかも指示書がありアイデアはもう中学生。何も悪いことはない」と、もう中学生を擁護する声も少なくない。

「それでもやはり、『有吉の壁』には“笑えない”という声もあるわけです。もう中学生はこれまで1000点以上の小道具を自作してきたわけで、ツクロークンに頼まなくても小道具を用意することはできるはず。ただ、番組サイドから“ちょっとダンボールを使ったネタは控えましょう”と言われる可能性もありますよね」(前出の制作会社関係者)

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