■実名告発のツクロークンには「売名行為」の声

 ピュアとも言えるのだろうが、普通ではなかなかない過去の恋愛話も再度語られるなか、もう中学生を告発したツクロークンには、批判的な声が少なくないという。バラエティ番組ディレクターが話す。

「ツクロークンはツッコミどころ満載ですからね。もう中学生はこれまで1000点以上の小道具を自作してきたそうですが、ツクロークンが手掛けた小道具は約70点。1000分の70ですから、1割にも満たないわけです。それなのに『週刊文春』では“今まで、もう中さんの小道具を作ってきたのは私です”と、あたかもすべて作ってきたように語っているんです。そもそもツクロークンは、もう中学生の数ある“外注先”の1つに過ぎないといいます。

 昨年、再ブレイクしたもう中学生は多忙を極めていて、小道具を自作する時間もなかなか確保できなくなった。そのため、ツクロークンを含めていろいろなところに小道具を外注するようになったそうで、テレビ局にも小道具の制作を依頼することもある、というのがリアルな現状だといいます」

 そんな中、ツクロークンは弁護士を通してもう中学生に通知を出し、『週刊文春』に実名で告発を行ったわけだが――。

「同じ事務所に所属しているわけですから、まずは事務所に相談して調整を頼むべきですよね。それがいきなり弁護士を通してですからね……。そこからの文春の取材を受けて、しかも自分の名前しっかり出しているんです。ですので、関係者の間では“ただの売名行為なのでは”という声も出てしまっています。

 そんなツクロークンですが、なんと現在は、一連の行動をかなり反省しているとかで、事務所にも謝罪の意向を示していて、“一からやり直させてください”となっているそうです。自分で火をつけておいて、すぐに謝罪……周囲は、何がしたかったんだとなっているといいます。やはり、世に名前を売りたかったと考えるのが自然ですよね。結果的にもう中学生はツクロークンの売名行為に巻き込まれただけとも言えそうです。よくも悪くもツクロークンの名前は世に出て、知られるようになったわけですからね」(前同)

『週刊文春』の発売日の1月13日の夜、ツクロークンは自身のツイッターで「今回の騒動を知って、お越し頂いた方、ありがとうございます。こういう形で発表してすいませんでした。 元々知ってて応援してくださってる方、ご心配おかけしました。 皆様、様々なご意見お持ちだと思います。真摯に受け止めて、反省すべき点は反省していきたいます。よろしくお願いします」と綴っている。

 今回の騒動で最も得をした人物は……!?

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