■番組スタッフは伊集院光にビビりまくり

 一方で、番組スタッフサイドにはやはり伊集院への不満が溜まっていたようだ。

「伊集院さんのラジオへの情熱やこだわりは本当に凄まじいんです。そのため、共演者やスタッフに求めるハードルも高い。ただ、このご時世ですから、それをパワハラだと受け止めてしまう人も少なくありません。

 伊集院さんの叱咤激励を番組スタッフが“アメとムチ”と揶揄していたことからも明らかですよね。スタッフは伊集院さんにビビりまくりで、あのいざこざも起こるべくして起こったとも言われています」(前出の芸能プロ関係者)

 番組降板前、新井はスタッフに伊集院との関係を相談していたという。

「相談を受けたスタッフも“それはこのご時世許されることじゃないですから、スタッフは全面的に協力して伊集院さんと戦いますよ”というように話していたそうです。ただ、結局スタッフは伊集院さんにビビってしまって行動を起こすことはなかったそう。

 伊集院さん、スタッフ、それぞれに言い分やマズい部分があったと言えそうです。そういった積もり積もった不満、水面下のドロドロが積み重なった結果として、これ以上どうしようもなくなり番組は終了に至った――ということだと言われていますね」(前同)

『らじおと』終了の顛末を、伊集院が『深夜の馬鹿力』で爆笑トークにできる日は来るのだろうか――。

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