■一茂の、ミスターとの「絶縁宣言」
一茂の父といえば、日本史上最大のスポーツヒーローといっても過言ではないプロ野球・読売ジャイアンツの長嶋茂雄（８５）。
２０２１年１１月に発売された『ＧＯＴＨＥ』の誌面上で、一茂が、父・茂雄との絶縁を宣言したのは記憶に新しい。
「『ＧＯＴＨＥ』に掲載された一茂さんのエッセイに、“父とは、もう１３年会っていない。（中略）生きているうちに父と会うことは、もう二度とないだろう”という一文があり、大きな話題になりました」（同）
２人は以前から絶縁状態が囁かれていた。その関係に軋轢が生まれた原因は、いくつか挙げられているが……。
「特に大きかったのが、２００９年にあった、一茂さんが風水師の助言で、長嶋家の地下室に眠っていたトロフィーや写真といった“ミスターゆかりの品々”をコレクターに売却していたという、『週刊ポスト』の報道です。“聞いていなかったものまで売られた”と書かれており、一茂さんの妹・長嶋三奈（５３）は激怒したと言います。
ミスターが脳梗塞で倒れた後、身の回りの世話を三奈さんが一手に担っていたこともあって、ミスターは信頼する娘側につき、一茂さんとは疎遠になった、と考えられますね」（スポーツ誌記者）
「国民的親子」として、父・長嶋茂雄から一茂がいかに愛されていたかは、国民のほとんどが知るところだが、これから、一茂から父の名を聞くことは叶いそうにない。
ちなみに、『ザワつく』の愛娘の手作りケーキ・クイズに、一茂は見事正解し、家族愛を証明した。放送では、屈託なく大喜びをする一茂の姿が映し出されたが、父の胸中はいかに……。
