■「ドラマ制作現場で駆け出しだった自分にとって、本当に憧れ中の憧れの存在でした」

「今回のNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』は三世代を描いたトリプル主演作ですが、上白石萌音(23)と川栄李奈(26)がオーディションで選ばれたのに対し、深津の起用は、オーディションではなく番組がオファーをかけたと発表されていました。どんな役を演じるのか期待されていましたが、いざふたを開けてみると想像以上でしたね」(前出の女性誌記者)

 発表当時、制作統括の堀之内礼二郎氏は、

「ある事情で母と離れ、傷つき迷いながらも自分の意志と力で生きる道を切り開いていく人生をたどります。そんな強さと弱さを抱えた女性を魅力的に演じられる役者さんは誰だろう、とチームで考え抜いた末にたどりついたのが、深津絵里さんでした」

「ドラマ制作現場で駆け出しだった自分にとって、本当に憧れ中の憧れの存在でした」

 と、深津に対する熱い思いをコメントしていた。

 深津が演じる“るい”は18歳。深津の実年齢を30歳も下回るが、

《深津絵里すごいよね…。そりゃまあ本当の18歳に見えるかと言われたら見えないけどそんなこと些末なことなんだよ…仕草とかセリフが18歳なんだよね》《深津絵里、明日で49歳になられるらしいけど、「18歳です」がギャグにならへんな。》《18歳の役を全く違和感なくこなす48歳深津絵里さん驚異的なかわいさやろほんま…どないなってんねん…え、超人ですか??》

 と、その演技派大好評だ。

「上白石が主人公だった“安子編”は戦争もあり終始暗く、昼ドラのようにドロドロした人間ドラマが展開していたのに対し、“るい編”の舞台は1960年代の大阪を舞台にした、朝ドラらしい明るい雰囲気のストーリーなこともありますが、やはり主演の深津の美人さが、作品の空気をよくしていると思います。しばらく役者業から離れていた深津ですが、『カムカム』につづきJR東海のCMでも、改めて魅力が伝わりましたね」(前同)

 当時15歳だった深津が、社会人になって帰ってきたようにも思えるJR東海のCM。改めて、その美しさを思い知らされたーー。

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