■「どこからそんな話が出てきたのか」語った5か月後に離婚

 2021年2月、鈴木は、阿川佐和子(68)と、彼女が『週刊文春』(文藝春秋)で連載している「阿川佐和子のこの人に会いたい」で対談。その際、当時一部で報じられていた石橋との“卒婚”や“離婚説”について、「どこからそんな話が出てきたのか……」と否定していた。

「しかし、そのわずか5か月後にあっさりと離婚。しかも、石橋さんのYouTube『貴ちゃんねるず』で、静止画と文章の動画という異例の形での発表でした。動画は既に削除されていますが、動画の最後には2人が笑顔のツーショット写真が映されました。ワイドショーや週刊誌泣かせの、非常に巧妙なやり方ですよね。

 離婚の2年ほど前から、離婚についての話し合いがもたれていたことも報じられており、阿川さんと対談時も、まさにその話し合いの渦中にあったということですよね」(前出のワイドショー関係者)

 2011年の『江~姫たちの戦国~』での芸能活動復帰を果たして以来、鈴木は10年かけて徐々に離婚に向けてコマを進め、2021年7月に石橋との離婚をついに実現した、という見方もできる。

 鈴木と石橋の再婚で、「自分がいらない子になったようでつらかった」と率直な思いを今回、テレビ番組で告白した穂乃香。多感な時期にそんなキツい思いをし、「かなり荒れていた」という前妻の娘も味方につけ、“円満”な離婚を実現してみせた鈴木。

 そんな彼女は今、2021年12月9日に配信が開始となった話題作、Netflix制作映画『浅草キッド』では、大泉洋(46)演じる伝説のコメディアン・深見東三郎の妻、麻里を演じるなど大活躍している。離婚をし、身軽になった今、彼女は、“女優・鈴木保奈美”のますますの進化を、心に誓っているのだろうか――。

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