■V6の頃は「自分1人の人生」じゃなかった

 ジャニーズで過ごした時間について若葉が「その世界に入ってからは飽きることはなかったんですか?」と聞くと、森田は「なかったですね」と即答。しかし、仕事をやりたくないなと思った時期はあったといい、「でもなんか、1人じゃないから。グループ活動だったんで、なんか自分1人の人生じゃないじゃないですか」「だから嫌だなぁと思ってもやめるっていう選択肢はなかった」と続けた。

 番組後半、V6のラストコンサートを見たという岸監督が「森田さんの歴史の中でV6が終わったじゃないですか。これからの森田さんはどういう仕事で出会いを求めていくつもりなんですか」と質問。

 森田は「出会いに関しては、きっと昔じゃないと出会えなかった人もいますし、今だから出会える人もきっといて。そこはなんかすごく自由になった」「とにかくなんか、楽しみたいっていうのが。楽しんでものを作りたい」と今後のスタンスについて語った。

 V6のラストコンサートで、森田は「26年間、幸せでした」とメンバーとファンに感謝し、「これから自分を信じたいし、皆さんもこの6人を信じてほしい」「これでさよならじゃない」というコメントを残した森田。『前科者』の公開直前舞台あいさつでは、森田は「こうして皆さんに見ていただけるときがきたんだなと、うれしく思ってます」とあいさつ。森田は映画を見て「涙が出て浄化される」とも語り、記者からの「どんなところに特に泣かされたか」という質問に、「自分に、ですかね」と答えていた。

 自分の信じる道を進み始めた森田、これからの演技ぶりに注目だ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3