■「桝アナの退社」が藤井アナのフリー転身を後押しするワケ

 エースアナウンサーだった桝アナが退社することで、同じくエースとして活躍する藤井アナや水卜麻美アナ(34)の負担が増える懸念も指摘されている。

「桝アナの退社によって、藤井アナも会社を辞めにくくなるという見方もありますが、決してそんなことはないでしょう。逆に今回のことで、アナウンサーの仕事、待遇面のことにスポットが当たり、不満を言いやすかったり、退所の“理由”にもできると考えられます。

 というのも、アナウンサーは記者やディレクターに比べると残業する機会が少なく、残業代もつきにくい。そのため、同じ局内の別部署に比べても給料が少ない傾向にあるんです。にもかかわらず、芸能人と同じようにプライベートはなく、かつ日々、プレッシャーにさらされ、ネットでバッシングされる立場にある。日テレだけではなく、テレビ各局で今、アナウンサーという職業はかなりキツイものになってきています。

 桝アナは、局アナの仕事よりやりたいこと、新たな目標ができたことが退社の理由ですが、そういった“悪条件”も重なり、退社を決断しやすかったのかもしれませんね。

 桝アナの退社によって、局内でも“アナウンサーの待遇を改善するべきでは”といった声も出るでしょう。そして藤井アナも、桝アナが辞めたことで、逆に今までよりも退社の話を出しやすくなるのではないか、とも言われています」(前出の制作会社ディレクター)

 フリー転身となれば、『スッキリ』が終了した後の新番組のMCに藤井アナが就任する可能性もゼロになるのだろうか。

「そんなことはありません。というのも、局アナがフリー転身後も古巣の番組に出演し続ける場合、ギャラは格安になりますからね」(前同)

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