●マスクがきっかけで子どもにも人気に

 本人は謙遜するが、「マスクをかぶるようになってから芸風が明るくなった」と評判の声が高い。暮らしの中に潜む、おかしな部分にツッコんだり、ダジャレを絡めたり。そうしてネタが一段落するたびに、ゴングの形をしたベルを「チーン」と鳴らす。軽快で、ひょうひょうとしたテンポがたまらない。

「マスクをかぶりだしてから、お子さんにウケるようになりました。見た目にひかれるんでしょうね。それに素顔のままだと躊躇してしまうベタすぎるネタも、マスクマンという設定だと不思議とやれるんです」

 幅広い世代に人気が出てきたマスクド・コメディアンさん。地域の小学生に漫才を教えるワークショップにも、今年から講師として参加するという。

 メキシコでは孤児や貧困にあえぐ児童を支援するため、牧師や医者が覆面レスラーとして活躍した例があった。街に、ほのぼのとした笑いが生まれたら、そこには覆面芸人の姿があるかもしれない。

よしむら・ともき「関西ネタ」を取材しまくるフリーライター&放送作家。路上観察歴30年。オモロイ物、ヘンな物や話には目がない。著書に『VOW やねん』(宝島社)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)など

珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます!

あわせて読む:
・「ポスト指原莉乃」に急浮上!“太眉毛を捨てた”井上咲楽、テレ朝『ロンドンハーツ』での”裏アカ告白”で分かる「ノープラン&大炎上」先輩・小島瑠璃子につけた“絶望的”「タレント力格差」!!
・相葉雅紀「いまの時代じゃない」!フジ『VS魂』完全迷走、危険ロケに悲鳴「時代に逆行している」キンプリ永瀬廉も「こんな命かける番組?」抜け出せない暗黒状態
・「女子アナパワハラ降板騒動」で終了のTBSラジオ『伊集院光とらじおと』の後番組、パンサー向井慧新番組決定も「渦巻く疑念」!局の“失言”への反発の声と「泥沼結末」!!
・ますだおかだ岡田圭右の息子・岡田隆之介、24歳誕生日の母子ショットに反響「どこのイケメンかと」「カップルに見える」の声!

  1. 1
  2. 2