日刊大衆TOP 芸能

小原玲(動物写真家)「動物の撮影には、フライデー時代のノウハウが役立つんですよ」~麻美ゆまのあなたに会いたい!

[週刊大衆2017年02月06日号]

小原玲(動物写真家)「動物の撮影には、フライデー時代のノウハウが役立つんですよ」~麻美ゆまのあなたに会いたい!

もっと画像を見る

 真っ白でぬいぐるみのような小鳥、“シマエナガ”を皆さんはご存じですか? 本当にかわいくて、かわいくて。見ているだけで癒されるのです~。というわけで、今週はシマエナガちゃんを撮影する動物写真家の小原玲さんに会いに行きました。シマエナガ以外にも、アザラシの赤ちゃんやホタルなんかもたくさん撮影されている小原さんですが、かつてはフライデーのカメラマン、その後は戦場カメラマンとして生死をかけた仕事をしてきた、すごい経歴の持ち主なんですね。いったい、どんな話を聞けるのかな。楽しみです!

ゆま「お会いできてうれしいです。シマエナガちゃんの写真集、大好きです!」

小原「ありがとうございます(笑)」

ゆま「小原さんも、すごく穏やかな感じなんですね。よかった~」

小原「アハハ。昔は、こんな感じじゃなかったんですけどね」

ゆま「へえ~。もっと怖い感じだったんですか?」

小原「まあ、現場では一番クソ生意気な奴でしたね。パトカーのボンネットに乗っかって写真を撮ったりしていましたから……」

ゆま「ええ!? 想像できないけど確かに経歴はすごい。フライデーのカメラマンで、その後は戦場カメラマンもやってらっしゃったんですもんね。そんな小原さんがなぜ、あんなかわいいシマエナガちゃんを撮ろうと思われたんですか?」

小原「話せば長くなるんですが。かれこれ27年ほど、“ゴマちゃん”ことアザラシの赤ちゃんを撮影していたんです。それでカナダをはじめ、日本では北海道で撮っていたのですが、近年は地球温暖化の影響もあって、流氷が張らず、アザラシの赤ちゃんが撮れなくなったんですね」

ゆま「そうなんだ~。ゴマちゃんも見たいのに~」

小原「はい(笑)。そんなとき、北海道の現地の方から“こんな鳥もいるよ”と教えてもらったのが、シマエナガだったんです。一目見て、僕も“なんてかわいいんだ”と思いましたね、ゴマちゃんみたいで」

ゆま「ですよね~。もう全部がかわいいですもん。といっても、私も小原さんの写真集『シマエナガちゃん』(講談社ビーシー)を見て知ったんですけどね。その写真もまたスゴイ。吹雪の中のシーンがあったり、子育てをする姿、さらに巣立ちの瞬間まで収められていて、もうたまんない(笑)」

小原「アハハ、ありがとうございます」

ゆま「撮影は大変ですよね? 特に鳥なんて、すぐに飛んでいきそう……」

小原「そうですよね。ただ、フライデー時代のノウハウがけっこう役立つんですよ、動物の撮影って」

ゆま「へえー。たとえば、どういう場面ですか?」

小原「シマエナガも子育ての時期は、親鳥は雛を守らなければならない。それなのに人間がカメラを持って構えていたら、カラスなどの外敵が寄ってくるんです。つまり、カメラマンがカラスに巣の場所を教えているようなものなんです。だから、まずはカメラを隠さなくてはいけない」

ゆま「え? カラスは人間が近くにいると、巣の場所が分かるんですか?」

小原「そうなんです。本当に賢いんですよね。だから、カメラをセットしたあと、ブラインドというテントでレンズを隠して、自分はその場から20メートルほど離れて、車の中からモニターを見つつ、遠隔操作でシャッターを切るんです」

ゆま「そんな撮影方法、想像もできなかったです!」

小原「もちろん、すぐには雛も出てこないので、あとは待機です。だいたい、朝の3時から夜の7時頃まで“張り込み”をしています」

ゆま「大変!」

小原「待機中は暇なので、ついつい間食してしまって、おかげさまで、シマエナガの撮影を始めて3か月で、15キロも太りました(笑)」

ゆま「アハハ。吹雪のシーンもよく撮れましたよね」

小原「吹雪の撮影は、吹雪になる前に現場まで到着しないといけないんです。吹雪いてしまうと除雪が間に合わず、通行止めになるので、現場に入れなくなるんで。なので、吹雪が来ると思ったら、事前に2日間ほどの食料と防寒具を用意して、現地に入ってしまうんですね」

ゆま「そんな苦労があるんですね……ホント大変」

小原「でも、かわいいから(笑)」

ゆま「ですよねー」

小原「写真も大量に撮るので、セレクトが大変なんですが、やっぱりかわいいんでね。ピントが合っていないボツ写真でも、見ていて楽しい。政治家のオッサンの写真をセレクトするのは辛いけど、ゆまちゃんみたいなかわいい女の子の写真を選ぶのは、ちっとも嫌じゃないのと同じです」

ゆま「アハハ、うれしい! 政治家といえば、小原さんはフライデー時代、やっぱり大物政治家を追いかけたりしていたんですか」

小原「そうですねー。田中角栄の病室を撮影したのも、実は自分なんです」

ゆま「え、それはすごい!?」

小原「はい。僕がフライデーのカメラマンになったのは23歳の頃。ちょうどフライデー創刊の時期で、大事件もたくさんあって。田中角栄の入院しかり、日航機ジャンボの墜落、さらに三浦和義氏のロス疑惑もありましたね」

ゆま「そうした事件を撮ってきたんですか?」

小原「はい。日航ジャンボ機のときは救出現場を撮影して、ロス疑惑では日本で唯一、僕だけが、逮捕された直後の三浦氏の写真を撮っています」

ゆま「す、すごい。シマエナガちゃんの話から、まさに一転。そのあたりのことも、お聞きしたいです!」

小原「分かりました」

(次号に続く)

小原玲 おはら・れい
東京都出身。フライデー専属カメラマンを経て、報道写真家に。天安門事件、湾岸戦争、ソマリアの飢餓などを取材。その後、動物写真家に転身し、出版した『アザラシの赤ちゃん』は大ヒットとなる。地球温暖化問題にも取り組んでいる。

麻美ゆま あさみ・ゆま
1987年生まれ、群馬県出身。セクシーユニット『恵比寿マスカッツ』のメンバーとしても活躍。現在はタレントとして活動。待望の初のミニアルバム「SCAR Light EP」(ポニーキャニオン)は絶賛発売中!

小原玲(動物写真家)「動物の撮影には、フライデー時代のノウハウが役立つんですよ」~麻美ゆまのあなたに会いたい!

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.