■“闇営業問題”で揺れた『世界の何だコレ!?ミステリー』は今が絶頂期!?

 番組サイドのやらせ問題が取り沙汰されたわけではないが、出演者の不祥事で存続の危機もささやかれた番組といえば、フジテレビ系『世界の何だコレ!?ミステリー』(公式サイト)だろう。

 世界各地のさまざまな謎を現地取材を中心に伝える『世界の何だコレ!?ミステリー』は、2015年7月に雨上がり決死隊きゃりーぱみゅぱみゅ(29)をMCに迎えてスタートし、安定的な人気を維持してきた。

 しかし2019年6月、宮迫博之(52)に“闇営業問題”が報じられて当面の間、芸能活動を自粛することになり、『世界の何だコレ!?ミステリー』への出演も見合わせることに。その後、宮迫は吉本興業から契約を解消されてしまい、そのまま番組も降板。以降は蛍原徹(54)ときゃりーが番組MCを務めてきた。

「そんな『世界の何だコレ!?ミステリー』ですが、8月10日の2時間SPの世帯視聴率は8.6%と堅調で、コア視聴率に至っては3.5%で王者・日テレをも上回り同時間帯トップでしたからね。

 新型コロナウイルスの影響で海外に行きづらくなってからは、海外ネタを取り扱う番組は視聴率が上昇傾向にあるんです。かつ、宮迫さんが出ていても出ていなくても、基本的にVTRメインの番組ですから『世界の何だコレ!?ミステリー』は視聴率を落とすことなく堅調なんでしょう。

 というより、どの番組も視聴率が低迷し続けているフジテレビにおいて、『世界の何だコレ!?ミステリー』はかなりいい数字で、今や絶頂期を迎えつつあるとも言えるかもしれません。結果から考えれば、宮迫さんの力はそもそも必要なかったのかもしれませんね……」(前出の制作会社関係者)

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