■『めちゃイケ』パクリで炎上で大揺れの『呼び出し先生タナカ』

 フジテレビのバラエティでは『呼び出し先生タナカ』(公式サイト)は“パクリ疑惑”が取り沙汰されてしまい、番組には暗雲も立ち込めている。

 4月24日にスタートしたアンガールズ田中卓志(46)の冠番組『呼び出し先生タナカ』は生徒に扮したゲスト出演者のおバカ解答を担任の田中と副担任のシソンヌ長谷川忍(44)がイジるという内容で、放送開始直後に視聴者から『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の「抜き打ちテスト」企画とまったく同じだという指摘が相次いで炎上。

 制作には『めちゃイケ』の元スタッフが関わっていることもあり、『めちゃイケ』の顔だったナインティナイン岡村隆史(52)が自身のラジオ番組で「こんな悲しいことある?」と言及したほか、極楽とんぼ加藤浩次(53)も事前に知らされていなかったと明かしたこともあり、さらなる炎上を招いてしまった。

■「めちゃイケのパクリという以前に全く面白くない」の声も

 前出の制作会社関係者が話す。

「3時間SPだった初回の世帯視聴率が6.2%とよくはありませんでしたが、コア視聴率は4.2%とかなり良かったんです。ところが、徐々に数字は落ちていっていて、8月14日の2時間SPは世帯4.4%、コア2.7%と厳しい感じに。

 もともと老若男女が見る番組というよりは、若者向けの内容でしたから、世帯視聴率はそれほど気にしていなかったはず。ただ、ここ最近はコア層も番組から離れていってしまっているといった印象です。同時間帯の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)はコア7.1%でしたから、3倍近くも離されています。

 ただ、『クレイジージャーニー』もそうですし、『冒険少年』にしても『世界の何だコレ!?ミステリー』も問題があったとしても、今の視聴者は“面白かったら見る”わけです。『呼び出し先生タナカ』もパクリ疑惑が取り沙汰されて番組の注目度は上がりましたが、現在は、内容が面白くないということで視聴者が離れていっているのではないでしょうか」

 SNSには「めちゃイケのパクリという以前に全く面白くない」「好きな俳優が出演するけど呼び出し先生タナカつまらないから見る気がおきない。ので、見ない。めちゃイケのノウハウがあるのになんでこんなにつまらないんだろ」といったコメントも少なくない。

「パクリ問題以前に内容が面白くないという声もあり、『呼び出し先生タナカ』の先行きは暗い、と関係者の間でももっぱらですね……」(前同)

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