■日米の英雄から世界のスターへ

 太平洋を渡った二刀流は、七つの海を股にかけるスターとなるのか。

「そうなれば、テニス選手のロジャー・フェデラー(42)並みとなる年間100億超のグラウンド外収入が予測されます。ドジャースからの契約金を加えれば、生涯年収はゆうに1兆円を超えてくる」(同)

 WBC優勝後、大谷は、こんな言葉を残している。

「(野球が盛んな国だけでなく)その他の国も野球を大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できたことがよかった。そうなることを願っている」

 月謝3000円の水沢リトルで野球を始め、数百円のコッペパンを頬張っていた少年がかなえたアメリカンドリームには、先がある。

■金だけじゃなく人徳もある!華麗なる交友録

 ベンチでの愛嬌ある姿をたびたび目撃されている大谷。しかし、その交友関係が、表に出ることはあまりない。

「実際、とても気さくで友達も多い。同い年のアスリートたちと『94年会』と称した食事会を開いていましたね」(スポーツ紙遊軍記者)

 柔道のベイカー茉秋や、競泳の瀬戸大也萩野公介らが主なメンバーだったというが、その交友関係はスポーツ界にとどまらない。

「日本にいたときは、バスケ好きの芸人・麒麟田村裕ハライチの澤部祐とバスケを楽しんでいました。お笑い好きなようで、なかやまきんに君のユーチューブを見ているそう」(前同)

 始球式をしたことで、友達になったのがGLAYTAKUROだ。

「16年、日本ハムで始球式をした際、大谷と写真を撮ったことから、交流が始まったそう。ロスでも食事をする仲で、日本に帰ってきたときは、すごいメンバーが一堂に会したとのことです」(音楽関係者)

『ワンピース』好きな大谷にTAKUROが紹介したのが、その作者・尾田栄一郎氏!

「GLAYのTERUが尾田先生と仲良しで実現したそう。尾田先生の自宅庭で、TERU、TAKURO、GReeeeNのHIDE、大谷という豪華な面子でバーベキューしたと聞きました。皆さんの年収を合わせたら、どうなるのか……」(前同)

 我々の様に業務スーパーへ食材調達しに行ったのだろうか。

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