青井「しかもけっこう、カープの仕事をさせてもらっているんです。カープの番組でいつもならば、“カープファン”、“お前阪神ファンだろ”というボケはウケます。ところが、クライマックスシリーズでカープが阪神と戦った時は全くウケない」

久保「逆にギスギスしちゃいました」

青井「ファンの方も優勝が本気で狙える感じになってくると、本気モードが高まる。僕は、広島出身なのでもともとはカープファンですが、阪神も好き。で、“どこのファンや”と聞かれた時に“(カープと阪神をもじり)カハンシン(下半身)ファンです”というようにしています。そうしたら笑ってくれて…」

パンチ「なるほど(笑)。(阪神)タイガースはどこが好きなの?」

青井「パンチさんのドラフトを見たのは僕が小学4年生の時。92年、中学に入学した時から本格的に野球を始めました。その時に阪神で活躍していた、亀山努さんと新庄剛志さんに強い憧れを感じました。特に、新庄さんが好きで阪神に惹かれました。92年は中村勝広監督のもと、すごく強かったですよね。それに母親が尼崎の人間でして、そういう縁もあって…」

●“カープ女子”誕生の顛末は…

パンチ「ところでさあ、何で“カープ女子”ができたの?」

青井「誕生は2014年です」

パンチ「オリックスもカープと一緒で阪急の流れがあるから、渋い男のファンばかりだったじゃない。それがカープは一転、女性ファンだらけ…」

青井「ファンの視点が変わったんだと思います。今まで巨人人気がダントツでしたが、今はネットやCS放送があり、12球団全てが視聴できる。今までスポットの当たっていなかったカープやオリックスにも注目が集まるようになり、野球の見方も変化したんだと思います」

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