■中国でも大人気のティガ

 今回の『PERFECT MOOK』では、第1話『光を継ぐもの』で用意していた隊員服のスーツのサイズがなぜか合わなかった話や、劇場版『THE FINAL ODYSSEY』や『超ウルトラ8兄弟』の思い出などなど、数多くの長野の貴重なトークが掲載。撮り下ろし写真は通常の服装だったが、放送当時の長野の写真も多く掲載されており、買って損はない1冊となっている。

「長野が”ダイゴ”として最後に出演したのは、08年の映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ですが、いまだに長野の再出演を望む声は多い。ジャニーズ内でも『JUMP da ベイベー!』(bayFM)ではHey!Say!JUMP高木雄也(30)と有岡大貴(29)が長野を“俺ら世代は完全にティガですよ!”と話していたり、ジャニーズWEST神山智洋(27)もラジオなどで“ティガがきっかけで長野を知り、その後V6に憧れた”と話していたり、ティガ世代の後輩も多いので、いつかはやってくれることを願います」

 また、ウルトラマンは中国でも大人気で、09年には温家宝首相が「私の孫が見るテレビ番組といえば、『ウルトラマン』ばかり。もっと中国のアニメを見るべきだ」と発言するほどだという。

 11年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』が、初週興行成績約1億7040万円で邦画としては中国で過去最大の記録を更新したり、現在も公式で中国限定グッズやイベントを開いたりと、市場規模もかなりのもの。長野を呼べれば、大成功するのでは、という声もある。

「実はV6と長野も、中国で大人気なんですよ。今回のムックでも“海外に行ったとき、長野くん、広東語を(吹き替えで)喋ってたよ”と知人に言われた話をしていました。96年当時ティガは中国でも放送されていて、その影響が現代まで残っている。

 15年の『NHK紅白歌合戦』でV6が出演した際は、中国のSNS『ウェイボー』で、長野を中国語で“白馬の王子”のような意味を持つ“男神”と評する声や、“初めてファンになった日本のスター”“子供の頃、一番お嫁さんになりたい人だった”“ティガで彼に夢中になった”という声が相次いだんです。そういう点では、商業的な意味でも成功はほぼ確実なんですよ」

 今年でV6は25周年。『ティガ』絡みで、何らかのサプライズを期待したいーー。

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