■くりぃむしちゅー・上田の領域に迫りつつある麒麟・川島

 2021年10月20日放送の『水曜日のダウンタウン』では「『ラヴィット!』の女性ゲストを大喜利芸人軍団が遠隔操作すれば、レギュラーメンバーより笑い取れる説」を検証。

 大喜利を得意とする笑い飯西田幸治(47)、野性爆弾くっきー!(45)、霜降り明星粗品(29)などの芸人が集結し、『ラヴィット!』の生放送にゲスト出演した歌手でタレントのあのをイヤモニで遠隔操作する、という企画を実施。

「浅草の名店七味唐辛子の中には何が入っている?」というクイズに対して、あのは「ほぐした赤LARK」(作・西田)と回答。これに川島は「ほぐした赤LARK?」と繰り返し、「こいつは何を言うてる?」と突っ込みを入れた。

 続けて、あのが「(麻雀牌の)チーソーの赤い部分」(作・粗品)と答えると、川島は「50歳ぐらいの作家がついてるのか」「スタジオが静まり返っている」と返し、生放送での見事な対応力を見せた。

「仕掛け人の芸人たちも、川島さんにツッコんでもらうために興奮気味に回答を出していましたよね。視聴者の声にもありますが、くりぃむしちゅー上田晋也さん(51)といえばトップMCとして君臨し、ツッコミの技術も最強だという呼び声も高い。すでにお笑い界の頂点を極めた存在でもありますが、その領域に川島さんがどんどん迫ってきているんです。

 そして、純粋な腕前では抜いたという声も少なくない。ただ、そんな川島さんがけん引する『ラヴィット!』が今、“危険水域に達しつつある”とも言われているんです」(前出の制作会社関係者)

 2021年3月にスタートし、川島の巧みな司会ぶりから“朝から楽しめる大喜利番組”としてお笑いファンからも支持されている『ラヴィット!』が、危険水域に達しつつあるとはいったいどういうことなのか。

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