■「どうでもいいからって出た番組は今まで一度もないです」
今回の放送では『おしゃべりクッキング』の終了をまくら話に、
「25年以上続いていた『おしゃべりクッキング』が来月を持って終了になります。27年、四半世紀やらせていただいて本当にありがたいと思います。他にも大阪でテレビとラジオをやっているんですけど、年も年ですし、この辺で幕閉じてやろうかななんて思う気持ちも若干あるんです」
と改めて引退の意思があると切り出して、
「コロナもあったりして、生意気にも年に一回大きなところでコンサートとかやったりしておったんですが、それもできなくなりました。何となくしがみつくところがないんですよ。
でも、やめようかなと思うとコアなファンの方は『やめないでくれ』って言う、でもやる私は席がないんじゃないかと思ってる。これ、黒柳さん的にはどうなんですか。一生やられているわけじゃないですか」
という悩みと、黒柳の『徹子の部屋』の熱量が高い理由について尋ねると、黒柳はこう返した。
「やっぱり私がこの番組を好きだからだと思います。まず最初に」「どうでもいいからって出た番組は今まで一度もないです。本当に好きなのしか出てないですね」
「あと音楽の番組とかいろいろやってますけど、全部長く続きました。『ベストテン』も長かったね。全部自分が好きだと思ってやってたからだと思います」