■福士蒼汰出演のドラマ、映画は“連続爆死”

 ドラマ制作会社関係者はこう話す。

「たしかに、一緒の事務所に所属しているというのは大きいでしょうね。ただ、“コネ”で起用されて視聴率が振るわない、となったら福士さんサイドだけではなく、テレビ朝日にも大きな批判が寄せられるのは必至。

 そもそも水谷さんは『相棒』をよりいいドラマ、より面白い作品にしたいという思いが強く、だからこそ、脚本やキャスティングなどにも意見したりすることがある。事務所の関係やバーターなどを考慮して大事な相棒を決めるとは考えにくい。しかし、福士さんはイケメンで女性人気も高いですし、“仮面ライダー俳優”ですから子どもにも知られています。

 シニア層がメイン視聴者の『相棒』サイドからしてみたら福士さんはたしかにほしい人材の1人ではあるでしょう。ただ、福士さんの出演作は結構な確率で“爆死”していますからね……」

 福士の演技に対しては「セリフが棒読み」「感情が伝わってこない」という声も少なくない。

 また、2016年放送の『お迎えデス。』の平均世帯視聴率が7.9%、2017年の『愛してたって、秘密はある。』(ともに日本テレビ系)が8.9%、2019年の『4分間のマリーゴールド』(TBS系)が7.4%と、主演ドラマの数字が振るわないという指摘もある。

石原さとみさん(35)が主演、福士さんが相手役を務めた2019年の『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』(TBS系)も、8.6%と厳しいものでした。また、2018年公開の主演映画『BLEACH 死神代行篇』も、相当な期待がされたものの興行収入は約5億円でしたね」(前同)

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