■東出と唐田、不倫騒動から2年後「奇跡のシンクロ」

 2月5日土曜日、東出が下北沢・本多劇場の舞台の初日を迎えるとき、唐田は――。

「唐田さんが主演し、2019年に製作されてお蔵入りになっていた映画、『血ぃともだち』が2月5日に、テアトル新宿で”1日限り”の上映が行なわれるんです。すでにチケットは完売しており、注目度の高さが伺えます。そして、同じ日に下北沢の本多劇場の東出さんの舞台の初日の幕が開く……。久々に“役者”として注目が集まる日がかぶってしまうとは、どこか運命的なものを感じてしまいますね。

 さらに2人は、“役柄”でもシンクロしていくんです」(芸能プロ関係者)

 唐田は、昨冬に撮影し、公開が迫っているという映画『死体の人(仮)』で、”大人の派遣業”に従事する役柄を演じることになっているという。

 過去に唐田は、2015年から2017年にかけてソニー損保のCMに出演していたり、2017年は所属事務所の先輩である広末涼子(41)に次ぐ清純派女優と韓国メディアで報じられたりするなどしていたが、そのような無垢、純真なイメージからは程遠い役柄を演じるようだ。

 そして一方、正統派――純真、誠実な男性のイメージだった東出。俳優としては、2013年下半期NHK連続テレビ小説ごちそうさん』で杏演じる西門め以子の夫・西門悠太郎役や、詐欺師でこそあるものの『コンフィデンスマンJP』の”ボクちゃん”役などが、東出のそうしたイメージを強化してきた。

「保険会社のCMを担当するほどクリーンなイメージだった唐田さんと、NHK連続テレビ小説のヒロインの夫役を務め、正統派俳優の印象だった東出さん。しかし、そんな2人は、2年前の不倫騒動で清らかなイメージは霧散してしまいました。

 当然ながら仕事は激減、騒動から2年後の今、2人とも“役を選ぶ状況になんてない、なんでもやる”という心境のところに、舞い込んできたのが、今回の東出さんの舞台での“違法薬物に手を染めて落ちぶれたサラリーマン”役、唐田さんの映画での“大人の派遣業”の役だったのではないでしょうか」(前同)

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