市川海老蔵『プペル歌舞伎』が“高額席売れ残り”「値下げ販売」のウラにキングコング西野亮廣の“信者ビジネス力”の低下!?神田伯山は「新興宗教の祭り感がすごい」!!の画像
市川海老蔵、西野亮廣(キングコング)

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(44)による新作歌舞伎『プペル~天明の護美人間~』に異例の事態が起きていたと2月2日付のWEB版『女性自身』が報じた。

 同作はお笑いコンビ・キングコング西野亮廣(41)の絵本『えんとつ町のプペル』を原作とし、これに惚れ込んだ海老蔵が自ら歌舞伎化を西野にオファーしたという。

 海老蔵のほか、長女の市川ぼたん(10)と勸玄くん(8)が交互に出演することも話題を呼んでいたものの、舞台関係者の体調不良で1月19日の昼の部の公演が中止となり、その後、関係者のPCR検査の結果が「陽性」だったことを受け、20日の昼の部の千秋楽公演も中止となった。

 海老蔵も西野もそれぞれブログで悔しさをにじませていたが、公演中止以上に異例の事態が起きていたと『女性自身』では伝えている。

 記事によると、空席が目立つ日もあったといい、その原因は『プペル歌舞伎』のチケットの高さにあったのではないかという。

 1階のSS席は3万円、2階最前列のS1席も2万円という前代未聞の価格設定に業界が騒然となったという報道もあった。

「歌舞伎座の通常公演の最も高い席の倍近い価格ですから、たしかにかなりの高額設定でした。『女性自身』によると、安い席は早々に完売したものの、1万円以上の席の売れ行きが予想より伸びなかったといいます」(芸能記者)

 この状況に海老蔵サイドは“値下げ”という苦渋の決断をしたという。

「歌舞伎座や新橋演舞場といった松竹直営の劇場で行われる歌舞伎公演で、値下げをすることはありません。当初、『プペル歌舞伎』は主催と制作を松竹が担うと発表されたものの、その後、海老蔵や西野の事務所による『新作歌舞伎プペル実行委員会』に変更されたといいます。

 つまり、主催者である実行委員会に松竹の名前はない。赤字が出た場合には海老蔵と西野サイドがかぶることになるため、少しでもチケットを売るために値下げに踏み切ったようです」(前同)

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