■映画『プペル』には「10プペしても色あせない」声も

 この報道に対しては、「信者の財布も流石に歌舞伎まではフォローできなかったのか……」「プペル歌舞伎すごい。SS席で3万円だってさ。そんなチケット価格聞いたことない。信者から徹底的に吸い上げる気まんまんなんだな。かえって潔いわ」「プペル信者は行ってあげないの? プペ活とか言うてたやん……」といったコメントもネットに寄せられている。

 西野が製作総指揮・原作・脚本を務めた映画『えんとつ町のプペル』は観客動員170万人、興行収入24億円を突破する大ヒットを記録。2021年3月には「第44回 日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞を受賞している。

「西野さんのファン、支持者の中には、何度も劇場に足を運んで『えんとつ町のプペル』を複数回鑑賞したという人も少なくなかったんです。ツイッターには“今から10プペ目行きます!”や“10プペしても色あせない素晴らしい映画”といった声もありましたからね。

 ただ、今回の『プペル歌舞伎』は通常の歌舞伎以上に高い料金設定だったこともあり、熱烈な支持者であっても繰り返し見るというのはなかなか難しかったのではないでしょうか」(ワイドショー関係者)

『女性自身』も「安い席は早々に完売したものの1万円以上の席の売れ行きが予想より伸びなかった」と報じている。

「映画は全国で公開されていましたが、『プペル歌舞伎』は新橋演舞場のみですから、地方のファンはこのコロナ禍でなかなか足を運びにくいという事情もあったと思われます。

 たしかに、西野さんのYouTubeチャンネルの動画再生回数は一時期に比べたら勢いを失っています。それでも、1月20日の千秋楽が中止となり、同日に急きょの開催となったオンライン配信イベント『キンコン西野が公演中止になった舞台セットに立って『プペル~天明の護美人間~』のストーリーを全部喋る会』には6000人以上の参加者が集まったといいますからね。

 こちらは価格も800円とお手頃で、全国から参加しやすいオンラインイベントということもあり、盛況だったのではないでしょうか」(前同)

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