■「カーテンコール6回」に神田伯山は辟易……

 そんななか、大人気講談師の神田伯山(38)は1月21日放送の『問わず語りの神田伯山』(TBSラジオ)で『プペル歌舞伎』を観劇したと報告。

 豪華なセットや「早替わり」などの歌舞伎流の演出に「いいもの見たなと思いました」と評した伯山だが、「ただ最後カーテンコールがあるんですよ。だいたい普通カーテンコールって1回じゃないですか」「あれがですね、『プペル歌舞伎』、6回あったんですよ。それがちょっとね……しつこいなと思いました」とチクリ。

 カーテンコールの際には、西野や海老蔵ファンだと思われる観客が立ち上がって“スタンディングオベーション”まで送っていたといい、「俺は意地でも立ち上がらなかったけど。“それほどではないよ”っていうのは正直思ったから」「カーテンコールのときは新興宗教の祭りみたいな感じ。新興宗教の祭り感がすごくって」と苦笑しつつ語った。

「西野さんを熱狂的に支持する人はまだまだたくさんいるのでしょう。ただ、何度も繰り返し『プペル』を見たいという西野さんファンと、『プペル歌舞伎』の前代未聞とも言える高額な価格設定がマッチしなかった結果、苦渋の値下げということになったのかもしれませんね。もちろん、西野さんや彼の支持者どうこうの前に、『プペル歌舞伎』の魅力がどうだったのか、そしてやはり、オミクロン株の爆発的な感染拡大がチケットの売れ行き不調の最大の原因なんでしょうが……」(前出のワイドショー関係者)

 千秋楽まで完走できなかった『プペル歌舞伎』だが、熱烈なファンのために再演する可能性もあるのだろうか!?

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