■相変わらず微妙なクオリティのギャビン
一方、『ギャビンのボランティア旅』も、悪い意味で相変わらずだったという。
「ギャビンは性格的には非常にまじめで、見ていて応援したくなるんですが、ナレーションに採用の経緯を紹介される際に“彼は決して面白いから選ばれたのではなく……”と説明されるように、ハッキリ言ってロケのセンスがイマイチ。ロケの失敗ぶりを落ち込みながら読み上げる“日記芸”が、いちおうは笑いどころになっています」(前出の専門誌記者)
今回は岐阜県の白川郷で、越冬に向けてボランティア活動を行う企画だったが、
《この企画をやって何回か食リポをやったが、もう何を言えばいいのか分からない》
と日記につづるギャビン。実際問題として、今回岐阜名物の飛騨牛を使ったステーキ定食を食べた際も、
「やわらかいですね。なんか、ああいう、薄い、なんか……アメ。口に入れると溶けるヤツの肉です」
と、壊滅的だった。
さらに、干し柿を1つに編み上げ、硫黄で殺菌する作業を手伝った際はビニールシートを剥がす際に「アブラカタブラ!」とマジシャンのように勢いよくバサッと剥がしたところ干し柿を思い切り倒してしまうという大失敗をしてしまった。
《やってしまった。その日の夜ご飯、みんなが慰めてくれて……僕は泣いた》
と、やはり後悔の日記をつづっていた。