■見せ場もあったが、スタッフの苦労も多そう

「街行く人に声をかけてボランティアをする企画では、おじいさんに言葉が上手く伝わらなかったり、写真撮影を依頼された若い女性を盛り上げたい一心で英語で”ノリノリのカメラマン”を意識したマシンガントークをしてちょっとヒかれてしまったり、ナレーションに“たぶんギャビンは、出会った人を疲れさせるタイプ”とされていましたが、スタッフもフォローが大変なんだろうな、と思えてきました」(前出の専門誌記者)

 完全に見せ場がなかったわけではなく、写真撮影の腕は高いことが分かったほか、月の98%が地球の影に入り、月が赤銅色に輝くという貴重な月食の日に岐阜城天守閣を訪れて、赤く染まった月と岐阜城との見事な写真を撮ってもらうことに成功してはいたものの、全体的にロケに関しては低調な部分が目立っていた。

「実際に手伝ってもらった人たちの雰囲気は悪くないし、スタッフもマジメに頑張っているギャビンは嫌いではないでしょうが、まだレギュラーとして定着させるのは難しそうですよね。海外に行けさえすれば、ギャビンの持ち味である英会話が大いに役立つと思うんですが……」(前同)

 オミクロン株が流行し芸能人の感染も珍しくない昨今。ギャビンの真価が発揮できる日はまだ遠そうだーー。

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