■「渡部出演報道」に松本人志が不快感
渡部は２０２０年６月の『週刊文春』（文藝春秋）に前述の“多目的トイレ不倫”が報じられ、『王様のブランチ』（ＴＢＳ系）や『行列のできる法律相談所』（日本テレビ系）など、出演番組をすべて降板。
２０２０年１２月には同年の大みそか放送の『絶対に笑ってはいけない２０２０ 大貧民ＧｏＴｏラスベガス２４時！』（日本テレビ系）への出演が報じられ、これを受けて謝罪会見を行なったものの、渡部の出演パートはお蔵入りに。
ダウンタウンの松本人志（５８）は２０２０年１１月の『ワイドナショー』（フジテレビ系）で、渡部の『笑ってはいけない』出演が一部週刊誌やスポーツ紙が先駆けて報じたことについて、「あの番組は、誰がゲストでどこで出てきて何をするのか、我々は知りたくない。ずっとドッキリを仕掛けられる受け身の側だから」と番組の趣旨を説明したうえで、「収録の前にあれ（記事）を出されて。知りたくなかったので、これはルール違反も甚だしいと思う」と不快感を露わにした。
「松本さんは渡部さんに怒ったわけではなく、事前に情報が漏れたこと、さらにそれを報じられたことに怒りを示したんです。昨年３月には『週刊現代』（講談社）が、同年５月の『行列』の特番で渡部さんが復帰すると報じ、『行列』や『笑ってはいけない』の総合演出を務める日テレ局員のＴ氏にも直撃を行ない、Ｔ氏も“あなたが考えている通りになると思います”と応じていましたが、『行列』での復帰も事前に漏れていたわけです。
そして一方、日テレの『笑ってはいけない』で復帰するという情報が出たことで、ＴＢＳや『王様のブランチ』関係者は激怒したといいます」（制作会社関係者）
