■頼みのＴ氏も“渡部復帰”はすでに「他人事」に
結局、日本テレビの番組での復帰も叶わなかった。
２０２１年１２月、テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行氏（４６）のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル『佐久間宣行のＮＯＢＲＯＣＫ ＴＶ』に出演した東野は、渡部の復帰について言及していた。
東野は『行列』の総合演出を務めるＴ氏からスポンサー企業への考えを教えてもらったと話し、これに佐久間氏も「特に日本テレビはスポンサーとの向き合い方には自覚的ですね。踏ん張ってるし、だからこそタレントイメージにも厳しいと思います」と同意すると、東野は「そうなんですよね。だからもう“ええやん”って思って、渡部」と毒づいたのだ。
続けて、「たまにＴさんと渡部の話をするんですけど、もう他人事みたいに心配してますからね。心配してるけど、親身じゃない。他人事として“大丈夫なんすかね？”とか言うから、“いやいや、バカヤロー”」と笑いを誘った。
「渡部さんとプライベートでも親交の深いＴ氏が『笑ってはいけない』や『行列』で復帰させようと動いていたわけですが、今ではそこまで執心していないということですよね。それは、Ｔ氏が昨年６月の役員人事で執行役員に昇格し、よりスポンサーを気にする立場になったこともあり、チャレンジングなことができなくなったからだとも言われています。
ＴＢＳも、頼みの綱の“日テレルート”も消滅してしまい、残されたのが千葉テレビということになったわけですが、そこでの復帰に関しても内部からのリークがあったと考えられるわけです。渡部さんの復帰には必ずと言っていいほど事前のリークがつきまとっていますよね……」（前出の制作会社関係者）
渡部の復帰報道があった４日の午後になって、『東京スポーツ』が〈アンジャ渡部建の〝復帰報道〟に千葉テレビ「そのような話はありません」〉という見出しの記事を配信。同紙が渡部の復帰報道について千葉テレビに問い合わせたところ。
「そのようなお話はありませんのでお答えできません」という回答を受けたという。続けて、同紙の記事はこう続く。
〈その上で「現時点で話すことができないということか？」と確認したところ「話すことができないのではなくて、そのようなお話がないのでお答えできません」とコメントした。〉
２０２０年６月９日に芸能活動を休止してから６１７日――２月１５日、渡部は本当に『白黒アンジャッシュ』で復帰するのか。そして、相方・児嶋の心中はいかにーー。
