北京五輪フィギュア男子・羽生結弦、五輪直前の「ゆづらしくない」驚きの“心境の変化”とは? 「みんなの金メダル」から「自分のために…」集大成の舞台への画像
羽生結弦

 今回の北京五輪で、14年のソチ五輪、18年の平昌五輪に続く3連覇に挑むフィギュアスケート男子の羽生結弦(27)が2月7日、公式練習に初参加した。

「94年ぶりの3連覇がかかっているとあって、羽生には世界中からの熱視線が集まっています。注目度は、おそらく北京五輪の全選手のなかでも1番なのではないでしょうか? そんな猛烈なプレッシャーを跳ねのけるかのように、羽生はこの日、気負う様子もなく、いつも通りリンクの感触を確かめているようでした」(テレビ局関係者)

 公式練習後、羽生は記者から、3度目となる今回の五輪の今までとの違いを聞かれ、「今までのオリンピックは自分が、うんと練習してきたこととか、今までしっかり降りてきたものとか、そういうものを出し切れば勝てるみたいな感覚でやっていましたけど、今回はまだ成長しなくてはいけないところがある状態での試合なので。ある意味、全日本でもそうでしたけど、やっぱりオリンピックっていう舞台での緊張感は特別だなって思いながらやっています」と答えていた。

 羽生のなかで、やはり前回、前々回の五輪とは心持ちが大きく違うようだ。

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