■不倫報道からの退所でも「マッチは別格」

 ジャニーズ事務所に公取委の調査が入った事もあり、退所後もそれまでと変わることなく活躍を続けられる“辞めジャニ”も増えている。

 2021年11月のV6解散に伴ってジャニーズ事務所を退所した森田剛(42)は、1月23日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)、『A-Studio+』、『王様のブランチ』(ともにTBS系)など、立て続けに地上波番組に出演している。

 また、『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では、元TOKIOの長瀬智也(43)が映る過去VTRがたびたび放送され、ファンを歓喜させている。

「森田さん、長瀬さん、さらには今井翼さん(40)もそうですが、しっかりと話し合いを重ねて筋を通して退所したタレントは退所後も変わることなく活躍ができているんです。一方の新しい地図、手越さん、山下さんなどはやはり辞め方が悪かった。

 不倫報道がきっかけとなり退所した近藤真彦さん(57)や少年隊錦織一清さん(56)、植草克秀さん(55)も、退所前にはいろいろなトラブルが報じられましたが、彼らは事務所黎明期からの功労者で別格です。元長男坊の近藤さんは今でも昔の代表曲を歌っていますし、彼をサポートしているのは元ジャニーズ事務所の幹部ですから、まだ双方はつながっているとも言える。

 ただ、やはり近藤さんや錦織さん、植草さんのレジェンドを除いては、揉めて辞めた人たちは地上波テレビや、ジャニーズと深い関係がある大手レコード会社で仕事をするのは難しいでしょうね。

 それは、テレビ局やレコード会社があまりにも大きい“ジャニーズタレントによる恩恵”を受けているから。もはやジャニーズ事務所が直接圧力をかけることはありませんが、ジャニーズ帝国が繁栄を続ける限り、関係先の忖度は今後もなくなることは絶対にないでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

 ファンからの待望論は多いものの、新しい地図や山Pは、民放キー局のドラマで主演を張ることは今後も難しいのだろうか!?

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