■ノンスタ石田&かが屋は週休2日制を導入!?

 カズレーザーのインタビューでも語られていた、“芸人=多忙”のイメージを作ったのかもしれない吉本興業所属の芸人にも、「働き方改革」の波は押し寄せている。代表的なのは、吉本芸人でも屈指の人気を誇る漫才コンビ・NONSTYLE石田明(41)だろう。

「2021年12月28日、吹き替え版のキャストを務めたアニメ映画『ボス・ベイビー ファミリーミッション』の公開記念舞台あいさつに登場した石田は、年末恒例の“今年を振り返る漢字”という質問を記者からされた際に、“週2”という答えを出しました。その理由として、映画にちなんで“家族との時間を過ごそうと”と語り、さらに、 “週に2日の休みをくれ”と事務所サイドに頼むことを宣言していました。

 そんな石田は、奥さんとともに子育ての様子を見せてくれているブログが大人気。彼が本当に家族を大事にしていることがよく分かるブログになっていて、見るたびにほっこりさせてくれますが、事務所に“週2”の休みを要求したというのは、日々、成長していく子どもとできるだけ長く一緒にいたいという気持ちの表れなんでしょうね」(前出の芸能記者)

 石田と並ぶ超人気芸人のお笑いコンビ・ナイツ塙宣之(43)も実は子煩悩。

「1月、YouTubeチャンネル『ナイツ塙の自由時間』では、コロナ禍で舞台の仕事が中止になったのを機に、3か月に及ぶ育児休暇を取っていたことも明かしていました」(前同)

 実績十分の石田、塙だからこそ許された働き方かと言うとそうでもないようだ。ナイツと同じマセキ芸能社の所属で、ネタ番組などにも数多く出演する大人気の若手コンビ・かが屋も「週休2日」を公言している。

「かが屋の場合は、主にネタ作りを担当している加賀翔(28)が、コロナ禍の外出自粛のストレスなどが原因で20年8月に体調不良を起こし、その療養のためにコンビ活動を約8か月間休止していたという過去が関係しているようです。

 相方の加屋壮也(28)は、過去のインタビュー記事で、週に2日休みを取った上でめちゃくちゃ売れてる芸人になりたい、と答えているのですが、それは、体を壊した加賀と2人で忙しい芸能界をどうやって生き抜いていくか考えた末の結論であると語っていました」(前同)

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