「ヤバいよヤバいよ!」
バラエティ番組が好きなら誰もが知っている出川哲朗(58)の代名詞ともいえるセリフだが、実はこの発言には「とんでもない秘密」が隠されていたことが、2月10日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で明らかとなった。
この日の『アメトーーク』は台本やトークテーマを用意せず、その場の流れだけで芸人が会話を繰り広げる「立ちトーーク」が行われた。
出演者の狩野英孝(39)が「リアクション芸」について、近年のテレビのコンプライアンスの事情で事前にディレクターから、
「このご時世だからなるべく“熱い”って言わないようにしてください」とか、バンジージャンプとか飛ぶ時も「あんまり“怖い”って言わないようにしてくださいとか」
という指示があったことを説明。「じゃあなんて言ったらいいんですか?」と尋ねたところ、
「“やばい”でお願いします」「“やばい”が一番ちょうどいい」「すごいマイルドな言葉ですごいいいんです」
と言われたことを明かし、陣内智則(47)らに「出川さんは完璧やったんだ」というリアクションを受けた場面があったのだ。
「狩野も“何十年も前から”としていましたが、実に30年以上もの間“ヤバイよヤバいよ”を使っていた出川については、さすがというほかありません。コンプラ対策の話で言うと、11年放送の『リンカーン』(フジテレビ系)で見せた芸人魂も、同業者の間で高く評価されたことがありました」(女性誌記者)