■芸人にとっての田中は「ネタがすごいスタイリッシュな人」
ちなみに、似た話を21年1月においでやす小田(43)のYouTubeチャンネル『どストレートチャンネル』で野田は語っており、
「年齢なんすよ。お笑いって。15歳のときにやったところで、(芸歴)18年分面白くなったか? っていうとそんなことはないんで。早く始めようが、遅く始めようが、変わんないっすね」
と話しており、やはりニューヨークを例に挙げていた。年と売れ始めた時期が近いため、対抗意識があるのかもしれない。
また、田中はテレビに出始めて1~2年目くらいの頃は収録の後悔で「答えが出るまで眠れない」「スタッフさんの目を見て帰れない」という苦労があったことから、
「芸歴を積んでからテレビに出れる人が、贅沢な話だけど羨ましいと思う」
としていた。
「これについては下積みが長かった野田と田中で完全に意見が割れていましたが、田中が確立した“キモキャラ”についての話題では、芸人にしかわからない次元での貴重なトークが繰り広げられました」(専門誌記者)
田中といえば世間的に「キモキャラ」「ジャンガジャンガの人」で通っているが、
「俺らの世代はみんな(キモキャラに)違和感がある。ネタの人だから。センスの人だから、容姿のこと気にしたことないんですよ」
「アンガールズさんって、よく見たらブサイクだなと思いますけど、ネタがすごいスタイリッシュな人だから、区別がつかないんですよ。世間が急に“キモい”って言いだすけど、そんなことよりネタがすごい」
と、野田は熱く語っていたのだ。