■洋服やバッグ、ゲーム類も
続いて、タンスやクローゼットの肥やしになりがちな洋服やバッグ類。
「高級ブランド品なら、中高年がかつて愛用したジバンシィやロエベ、サンローランが、今時の若者の間で人気が高まっており、買い取り価格にも希望が持てます」(前出の伊藤氏)
また、多くの古着買い取り専門店では値段がつきにくい量販店の安価な衣類も、引き取ってくれるところがあるという。
「買い取り大手『トレジャーファクトリー』なら、ユニクロやGUの服も受付可です。宅配買い取りで段ボール箱に詰めて返送すれば、クローゼットがスッキリするでしょう」(女性誌記者)
ただ、いつ、何を売るかには、気をつけたい。
「この時期にコートやセーターを売っても、値段がつかないかもしれません。業者側も1年近く在庫を抱えたくないですからね。今売るなら春服です」(前同)
また、着物は高く買い取ってもらえそうだが、「どんなに高級品でも、二束三文に。“着物の高額出張買取”とうたう業者がやって来て、安く買い叩いたあげく、“貴金属もお持ちでしょう?”と売るつもりのなかった宝石まで買い取られてしまった例も」(同)
ホビー系なら、注目度が高いのはゲーム類だ。
「今年1月、1984年発売の任天堂ファミコンソフト『クルクルランド』の説明書に、12万円の値がついたと報道されました。
レトロゲームは海外需要も高く、ソフト・付属品ともに高額で取引される傾向にあります。最近は資産運用の対象としても注目され、市場が活発化しているんです」(ゲームライター)
伊藤氏も、98年発売の『ゲームボーイカラー』を売ったという。
「ボディがレアな色だったようで、3万円で買い取ってもらいました」