■「松本人志は嫌だ」の理由

 そんな松本の苦悩を天才同士は感じているのか、「もしも代われるならだれになりたい?」というトークテーマの際は中居と菅田が「松本はイヤだ」と即答。理由はそれぞれ、

中居「天才ですから、めんどくさいです。こんなめんどくさい私生活は遅れないです。

 お仕事はいっちゃえば知ってますけど、ものの考えとか発想とか、まったく面白くないです。もっと言うならちょっとホントかわいそうとか……」 

菅田「え~この間ちょっとご飯食べたじゃないっすか。あの会がなければ確かに松本さんって言ってましたね。

 その、 ホントに大変なんだな松本人志ってっていうのが。生きてることが。ちょっとホント悲しくなりましたもん」

 ということで、「きついのよ松本さんの生き方」と中居が総括し、トークは終了した

「責任と存在の大きさから、“松本になってもおもしろくなさそう”という見解で、中居と菅田は一致していました。20年10月の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、松本は現在も頑張り続ける理由について“ホバリング(停滞)で許される時代でもない”“高く上がってて、ちょうどくらい”“上がってるほうが楽だぜ”とも話しており、売れっ子の菅田や、SMAP時代から現在までトップクラスの存在である中居でさえ、松本に代わりたくない、ということがよく分かるトークでしたね」(専門誌記者)

 菅田と山田だけでなく、意外な形で松本が掘り下げられる形となった今回の特番。“最終章”後の世界は松本にどう映っているのだろうか……。

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