■「海外に通用するドラマを」クリエイター魂&最終回予想!

 最終回に向けてどんどん注目度が上がっている『真犯人フラグ』。同ドラマの原案・企画を担当したのは、AKB48のプロデュースなどでおなじみの作詞家でクリエイターの秋元康氏(63)だ。彼は今、「海外に通用するドラマを制作すること」に注力しているという。

おニャン子クラブから始まり、近年はAKB48や乃木坂46など、アイドルグループをプロデュースしてきた秋元氏ですが、現在、彼と彼のチームは世界に通用する、世界でも見られるようなドラマを制作しようとなっているといいます。2月18日には、秋元氏がプロデュースした中井貴一さん(60)と鈴木京香さん(53)のドラマ『共演NG』(テレビ東京系、2020年10月期)が、アメリカでリメイク版の製作が決まったというニュースがありましたが、それも秋元氏の海外戦略の表れではないでしょうか。

 もしかしたら、『真犯人フラグ』も海外を見据えた作品だったのかもしれませんが、リアルタイム放送の世帯視聴率、そしてコア視聴率でも好結果を残している。予算面なども考えれば、今季の”最強の勝ち組”と言えそうで、秋元氏の底力を見た気がしますね」(前出の制作会社関係者)

 3月の最終回に向けて、いよいよ残り数話となった『真犯人フラグ』だが、前出の板橋氏は「最終回で起こりそうな展開」について、こう答えてくれた。

「実は西島演じる主人公の相良が、すべての黒幕で”真犯人”というオチもありえるのではないかと考えています。他のキャラクターたちには、”もしかしてこの人が犯人かも”と思わせる伏線が張られているんですが、相良にだけは全くない。主人公が犯人、という衝撃のラストも、秋元氏のようなやり手のクリエイターならやりかねないと思いますね……」

 いったい真犯人は誰なのか――。2クールに渡って放送されている『真犯人フラグ』の最終回には、多くの視聴者からの期待が集まることだろう!

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4