■芸人仲間からは「ワルに振り切ってほしい」の声

 渡部の事務所の後輩であるおぎやはぎ矢作兼(50)は、2月17日放送のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で「ワルに振り切ってほしいんだよなぁ。でも、ワルの部分を絶対見せたくない人なの」と残念そうにコメント。

 これに小木博明(50)も「俺も振り切ってる渡部さん、大好き。面白いし。もう歯がゆいの、あれをなんで出さないんだよって」と話した。

 2月20日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したヒロミ(57)は、復帰したばかりの渡部と所属事務所から契約解除された俳優の東出昌大(34)に対し、「振り切っちゃうしかない」とエールを送っていた。

「ジュニアさん、おぎやはぎ、ヒロミさんが感じているように、渡部さんが本格復帰するためには“振り切るしかない”というのが多くの芸人の見方でしょう。まぁ、やったことがあまりにもひどく、傷ついた人もいるでしょうから難しい部分はあるのでしょうが、それでも渡部さんは周囲からイジられることで徐々に受け入れてもらうしかないと思うのですが……」(前出の制作会社関係者)

 2月20日放送の『サンデージャポン』(TBS系)に出演した爆笑問題太田光(56)は、事務所主催の「タイタンライブ」のゲストにアンジャッシュを呼ぶ考えはあるかと問われ、「全然やりたければやればいいし、うちは大歓迎」とコメント。

 そして、「最終的にはお笑いはお客さんにウケるかウケないかでしかない。2人だけの空間だけでやると、いかにもお葬式みたいになっちゃうけど、お客さんや第三者が絡んで、どうコミュニケーションするか。やっぱり、ネタをやるのがいいと思う」と持論を展開。

 最後には「ブランクがあるから勇気がいるし、怖気づいちゃうと思うけど、そこでどういうネタにするか。謹慎のこととか多目的トイレのこととかをネタに入れ込んで、なおかつ、それが客を引かせずにドカーンとウケたらOKってなると思う」と語った。

「太田さんも自らネタにしていくことが復帰のカギだと考えているわけです。また、『白黒アンジャッシュ』という“2人だけの空間だけ”で復帰することにも違和感を抱いているのではないでしょうか」(前同)

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