■元SMAPの木村だけでなく、岡田も草なぎとは“共演NG”

 今回の日本アカデミー賞については、2022年1月28日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、その内幕を報じている。

 東野圭吾原作の映画『マスカレード・ナイト』で主演を務めた木村拓哉(49)が今年の日本アカデミー賞にノミネートされなかったことについて、〈実は、事務局がジャニーズ事務所に優秀主演男優賞を打診したところ、『最優秀賞が取れるならば受ける』と。事務局が確約できないと伝えると、それならば、と断ったと聞きました〉と、映画会社社員が明かしたと報じているのだ。前出の夕刊紙デスクは続ける。

「ただ、その他にも理由があるとささやかれています。日本アカデミー賞では、優秀主演男優賞にノミネートされた人たちが授賞式に出席し、当日、最優秀主演男優賞が発表される。そして、授賞式では、前年度の最優秀賞受賞者がさまざまな賞のプレゼンターを務めることが通例となっています。2021年の第44回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞したのは、『新しい地図』の草なぎ剛(47)。『ミッドナイトスワン』での演技派圧倒的でしたから、受賞は当然だったでしょう。

 そして今年は、草なぎがプレゼンターを務めることが決まっています。木村がノミネートされると、元SMAPの木村と草なぎが会場で並ぶ可能性が出てくる。それはジャニーズサイドとしては絶対に避けたかった――。そして、新しい地図は現役ジャニーズとも“共演NG”ですので、当然、岡田も草なぎとは並ばせたくない。ですので、木村同様、岡田も日本アカデミー賞にノミネートされなかったのではないか、という見方があるんです」

 昨年、草なぎが最優秀主演男優賞を受賞した際には、二宮和也(38)も『浅田家!』での演技が評価され、優秀主演男優賞にノミネート。草なぎと同じステージに並んでいたのだが――。

「二宮は、嵐が活動休止に突入してからは、メインは俳優としてやっていきたいという意向があると言われています。彼の中でももらえる賞はもらっておきたいという考えがあり、事務所も二宮を授賞式へ送り出したと。ただ、これは二宮だけの特例で、やはり現役のジャニーズタレントは『新しい地図』の草なぎ、香取慎吾(45)、稲垣吾郎(48)と共演はできないでしょうね」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4