■早大創造理工学部経営システム工学科を卒業

 チェーンのほっともっとはまぁおまけとして、いずれもド定番なラインナップだ。仕出し専用でなくテイクアウトできる店が大半だから、ロケ弁としてではないが、筆者もすべて制覇している。

 鳥久のから揚げも絶品だが、中でこれぞ“究極のロケ弁”と唸らせられるのは、本高克樹と菅田琳寧も大好きという津多屋だろう。デパ地下(西武池袋本店と渋谷店)にも入っており、ご存知の方も多いかもしれない。

 数ある津多屋のメニューのうち、本高と菅田が一番に名指しした「のり2段 幕の内弁当」は帝国劇場での公演や、ロングスケジュールのステージで出ることが多いのだとか。

 本高はジャニーズ一の知性派で、Jr.の活動を半年休止して早稲田大学高等学院に入学。そのまま早大創造理工学部経営システム工学科を卒業、昨年4月には同大学院創造理工学研究科の修士課程に進学している。

 その頭脳をロケ弁発注時にも活かし?、「選んでくれている人に、結構自分で『津多屋欲しいです』って。実は操作してた」と内情を明かす。“操作”というくらいだから、わがままと捉えられないよう、巧妙にアピールしたのだろう。

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