■事務所の救世主・三浦

村上春樹の短編集を原作とする『ドライブ・マイ・カー』は海外で絶大な支持を得て、これまでも主演の西島がアジア人初の第56回全米映画批評家協会賞 主演男優賞受賞を獲得したり、邦画では市川崑監督の『鍵』以来62年ぶりに、アメリカのゴールデングローブ賞の非英語映画賞(旧・外国語映画賞)を受賞したり、世界3大映画祭の1つ、カンヌ映画祭で邦画初の脚本賞を受賞したりと、過去に例を見ないレベルで世界的に評価されてきました。そして、実際のところ、アカデミー賞も夢ではなくなってきました」

『ドライブ・マイ・カー』は映画の世界最高峰の権威である「米アカデミー賞」に、作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞(旧:外国語映画賞)の4部門でノミネートされている。結果発表は3月27にちだが、「日本映画として初めての作品賞へのノミネート」「黒澤明以来36年ぶりの監督賞ノミネート」という偉業が報じられている。

「三浦の所属事務所『ユマニテ』は、あの東出昌大(34)が2月14日まで所属していた事務所です。唐田えりか(24)との不倫を皮切りに好感度が急落し、新恋人を情報解禁前の映画撮影中にホテルに呼んでいたことが発覚して『週刊文春』(文藝春秋)に怒りのコメントを掲載。ついには、事務所との契約解除と、東出がらみでトラブル続きでしたが、それだけに三浦の活躍がうれしいのではないでしょうか」

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