■“ジャニーズ忖度”を逆手に取る「ローカル局への攻勢」

 芸能プロ関係者はこう話す。

「ジャニーズサイドも、関西ローカルのカンテレ制作だからOKとなったのかもしれません。ただ今は、草なぎさんは別の事務所なので、ジャニーズ事務所がそもそも何かを言うことはないでしょうが、テレビ局側の“忖度”はいまだ強くありますからね。ですので、フジテレビ製作の月9ドラマなど、民放主要キー局の連続ドラマに出演するのはまだハードルが高いと言われていますね。

 ただ、新しい地図サイドはそれを逆手に取って、今、ローカル局に営業をかけているといいますよ」

 草なぎは2021年10月に放送されたバラエティ番組『草彅やすともの うさぎvsかめ』でMCを務めたほか、新しい地図の草なぎ、稲垣吾郎(48)、香取慎吾(45)は、朝の情報番組『朝生ワイド す・またん!』(ともに読売テレビ)にたびたびVTR出演。“す・またんファミリー”とも言われるほどで、2021年12月には稲垣が大阪のスタジオに生出演した。

 また、2018年9月放送の『NST新潟総合テレビ開局50周年特別記念番組「スポーツで開く新しい地図」』や同年11月放送の『略してブラリク』(RKBテレビ)など、関西ローカルに限らず、新潟や福岡の局の番組にも出演してきた。

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