■「抱かれたい男ランキング」でもしのぎを削ったトヨエツ&キムタク

 2021年12月、Amazonオリジナルドラマ『No Activity/本日も異状なし』の配信を記念したイベントが行なわれた際、主演の豊川は「やっとみなさんのお目に触れてもらうことができました。AmazonPrimeビデオですから、何回見てもお代は変わりません。見たら解約していただいて、シーズン2のときに入っていただいても構いません。何回も見ると発見があると思うので、見て世界にハマっていただきたい」と笑いを誘った。

 さらに、「ライバルはテレ朝の『相棒』ですから。勝ちます! 勝つまでやります。シーズン300に行こうが400に行こうが」と宣戦布告する場面もあった。

「かつて、豊川さんといえば、“マスコミ嫌い”でなかなか取材には応じてくれない、ストイックでミステリアスな存在でした。それが、『キングダム』にしても『No Activity』にしても、サービス精神あふれるコメントが次々と飛び出し、昔の映画やドラマ関係者、女性ファンは驚いているのではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)

 90年代から2000年代にかけて、豊川は元SMAP木村拓哉(49)のライバルとも呼ばれ、イケメン俳優のトップに君臨していた。女性誌の恒例企画「抱かれたい男ランキング」では、木村を抑えて1位に輝いたことも少なくない。

「豊川さんと木村さんには共通点も少なくありません。かつて、“トヨエツ現象”を巻き起こした95年放送のドラマ『愛していると言ってくれ』では、豊川さんは常盤貴子さん(49)とダブル主演を務めました。一方の木村さんも2000年放送のドラマ『ビューティフルライフ』(ともにTBS系)で常盤さんと共演。

 それぞれラブシーンも大きな話題を呼び、『愛していると言ってくれ』の最高視聴率は28.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。『ビューティフルライフ』も最高視聴率41.3%と、ともに社会現象を巻き起こしました」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4