■『トークサバイバー』の収録は“文春砲”当日

 東出は口ヒゲとあごひげをたくわえ、これまでとは違うワイルドなイメージの役柄でストーリーの後半から登場。生徒役の間宮と絡んでいく、重要な役割を果たすという。

「ドラマパートでは東出さんが感情いっぱいに叫ぶシーン、号泣するシーンなどもあり、迫真の演技が光ります。正直、“こんな演技力があったのか”と思ってしまうほどの大熱演ですね。

 ただ、東出さんが画面に登場するたび、MCのノブさんが“東出だ!”や”東出くん!”と、『相席食堂』(朝日放送)さながらにツッコミを入れるんです。それが面白すぎる!

 たしかに、この番組のドラマパートに唐田えりかさん(24)との不倫が報じられた東出さんが出てきたら、ツッコミたくなるノブさんの心情もわかります。いまだに東出さんへのバッシングはやみませんからね。

 東出さんが出ていること自体が面白く、その視聴者の気持ちを代弁するようなノブさんのツッコミが毎度入る。笑いをこらえるのは不可能ですね(笑)。『トークサバイバー』では、その東出さんのキャラがドラマでもバラエティでもいい方向に活かされている印象です」(前出のテレビ誌ライター)

 トークパートとドラマパートが重なるような展開もあり、芸人のトークに東出が爆笑するような場面もある。ワイドショー関係者は言う。

「実はこの『トークサバイバー』の収録日は、昨年10月13日だといいます。『文春オンライン』に新恋人との交際、そして、その新恋人を滞在先の広島呉市のホテルに呼び寄せていたことが報じられた日でもあるんです」

 2021年10月26日の『NEWSポストセブン』では、年下女性との交際を報じられた日、東出は東京・世田谷区内のスタジオで、ある番組の撮影に臨んでいたと伝えていた。

 その番組こそ『トークサバイバー』だったわけだが、『文春オンライン』の問い合わせに、当時の所属事務所は「ロケ先でのことが事実だとすれば、現在の東出の状況を考えるとまことに不見識な行動であると言わざるを得ません。東出に関しては事実確認を重ねて、今後の対応を考えてまいります」と怒りを露わにしたコメントを出していた。

 さらに、2月14日付で東出との専属契約を解消したことを発表した際には「2020年1月の東出昌大の不祥事以来2年間にわたって、弊社はさまざまな問題に全力で対処してまいりました。そして、また、彼の俳優としての再生への道も模索してまいりました」と説明。

 そして、「昨年秋、東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました。その時私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした。そして熟慮の末に、これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました」と、ここでも怒りや呆れを込めたコメントをしていた。

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