■『トークサバイバー』出演で“完全復帰ルート”もあったはずの東出だが……

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「『トークサバイバー』の収録は、事務所からの叱責を受けた直後の収録だったのではないでしょうか。結果的に、事務所を事実上のクビとなったわけですが、収録時には東出さんの気持ちも相当揺れていたはず。にもかかわらず、迫真の演技を見せ、芸人のトークには爆笑していた。それは、目の前の仕事に没頭するしかなかった、というところもあったのかもしれませんね。

 ただ、現場での東出さんはADにもとても優しく、スタッフからも“こんな有名な俳優さんなのにこんないい人なんて……”という声もあったほどだったとか。休憩時間には、芸人たちとも楽しそうに談笑していたそうですからね。

 ドラマパートでもトークパートでも、東出さんのプライベートをイジられるようなことはなかったといいますが、同日は楽しく仕事ができたようですね。また、本業である演技もしっかりと見せられる現場だった。今の東出さんにしてみたら理想の仕事とも言えるものだったのではないでしょうか」

 ネトフリで世界配信もされ、『トークサバイバー』は海外でのリメイクやシリーズを重ねる可能性もも感じられる。

「『トークサバイバー』は、東出さんにとってもやりがいのある仕事で、そして芸能界のメインストリームに戻っていける可能性のある仕事だと考えられます。ただ、同番組に出演できたのは事務所のやり手女性社長の尽力があったからだとも言える。しかし、東出さんはその社長を裏切ってしまった。

 2月15日に退所した事務所には安藤サクラさん(36)、門脇麦さん(29)、三浦透子さん(25)など、実力派がズラリとそろっています。『トークサバイバー』を機に完全復帰ルートもあったでしょうが、制作サイドは、俳優業界で強い事務所との関係もあり、ますます東出さんを使いにくい状況です。

 事務所をクビになっていなければ、今後の展望は明るいと言えそうだったのですが、新恋人を呼び寄せたことがここにきて痛恨の事態を招いているとも言えそうです……」(前同)

 大絶賛の声が飛ぶ『トークサバイバー』の大ヒットだけが、今の東出の頼みの綱なのかも……!?

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