■生き残るのは誰だ?!第7世代の今後を大予想!

 まず、『霜降りミキXIT』の司会を務めた、霜降り明星、ミキ、EXITの3組について。

「第7世代のエース格である、霜降り明星とEXITは盤石ですね。この2組の特徴は、番組MCとして成功を収めているところ。特にEXITの兼近さん(30)は、見た目のチャラさに反して、情報番組などで鋭い意見を放つ“ご意見番”としての役割も果たしています。

 たとえば、20年5月に情報番組『ワイドナショ―』(フジテレビ系)に初出演した際には、コロナ自粛のあり方などにもビシバシと意見を言い放ち、SNS上などで絶賛されました。もしかすると、ロンドンブーツ1号2号の淳さん(48)のように、いずれは冠番組を持ち、司会者として活躍を果たす可能性もありますよ」(前出の登別斜里氏)

 一方で、『霜降りミキXIT』の最後の1組であるミキは危うい。加えて、漫才師の宮下草薙、トリオで活動中の四千頭身の先行きは不安だという。なぜか。

「いつの時代も、お笑いブームを支えているのは女性たちですが、特に最近は、そんな女性ファンの間で、“芸人たちの関係性を消費する”傾向が強くなっています。つまり、高い人気を獲得するには、コンビ単体の力に限らず、さまざまな芸人たちとの関係性が重要になってくる。

 現在は、多くの芸人がYouTubeチャンネルを開設し、プライベートでの関係性が視聴者にも伝わるようになっている。その点でいうと、ミキ、宮下草薙、四千頭身の3組は他の芸人たちとのいきいきとしたエピソードトークがなく、今の人気を継続するのは難しいかもしれません」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5