西島秀俊
西島秀俊

 3月13日に最終回を迎える、西島秀俊(50)主演ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ)の盛り上がりぶりが、とんでもないことになっている。

 3月11日には、主演の西島が同局の朝の情報番組『スッキリ』に登場。同番組では毎週金曜日に『真犯人フラグ』の「考察コーナー」が行われ、MCの加藤浩次(52)が毎回、真相の予想を5分以上ものあいだ熱心に語っていた。

 SNS上では、ドラマの放送時間前後に視聴者からの熱心な投稿が爆増しており、放送直後には『真犯人フラグ』に関する単語がトレンド入り。もはや社会現象ともいえる状況になっている。

 同ドラマは、西島演じる相良凌介の家族がある日、全員失踪。その真相を突き止める、というのが大筋となっている。第1話で、宮沢りえ(48)演じる凌介の妻の真帆、原菜乃華(18)演じる娘の光莉、小林優仁(10)演じる息子の篤斗が失踪してしまう。それに続いて凌介の周辺では不審な出来事が続発し、謎が謎を呼ぶ展開となっている。

 ドラマ『真犯人フラグ』の謎――。それにしてもなぜ、ここまでこのドラマは盛り上がっているのだろうか? ドラマライター・板橋六郎氏は語る。

「ストーリーやプロットを楽しむというより、純粋に“謎解き”を楽しんでいる層にウケているのではないでしょうか? 1クール目では謎をどんどん提示し、2クール目で謎をテンポよく回収していく、ドラマを通して謎解きクイズをやっているような感じだと思います」

 また、最終回の直前、11日の『スッキリ』に登場した西島からは、こんな気になる発言も。

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