■主演の西島秀俊は「予想が完全に外れた」……未解決の謎

 加藤や元テレビ東京のテレビプロデューサー佐久間宣行(46)などのコメンテーター陣による考察を聞いた西島は「皆さん、ものすごく鋭い。逆にこれだけみんなの考察がバラバラになっているのが不思議なくらい。拾っているヒントは“お~”ってものばかりなんです」と言い、「真帆の行方、真犯人、いろいろわかっていない謎も明らかになります。僕は台本を読んでビックリしました。僕の予想は完全に外れました」と、主演である西島も驚くラストが待っているようだ。

「半年間、毎週『真犯人フラグ』の考察を『スッキリ』で行ってきたわけですが、ここにきて主演の西島が“僕の予想は完全に外れました”ということですから、まさに想像もしないような展開となるんでしょうね。ただ、視聴者としては気になりすぎる未解決の謎がいくつもある。残り1回できちんと謎解きがあるんでしょうか……」(テレビ誌ライター)

 未解決の気になる謎――1つ目は、深水元基(42)演じる林洋一を殺害した犯人が誰かということだ。林は、凌介一家が新築していた家の住宅メーカーの担当者。第8話では、宮沢演じる真帆と“密会”している写真がネットで拡散されてしまう。

「真帆の失踪のキーパーソンかと思われましたが、林は2022年1月9日放送の第11話で、洗車中の車の中から遺体で見つかりました。車には同乗者がいたと思しき描写があったのですが、その相手はわからずじまいです。最終話直前の現在も明らかになっておらず、“真犯人”につながる重要な謎なのかもしれませんね」(前同)

 2つ目は、2月27日放送の第18話で明かされた、真帆と芳根京子(25)演じる二宮瑞穂が2人で占いに行った過去についてだ。

 芳根演じる二宮は、凌介の部下で失踪事件の真相解明に協力してきたのだが、第18話では事件発生の3年前に平田敦子(58)演じる占い師・“猫おばさん”が経営する占いの館へ2人で来たことが明らかになった。

「凌介の妻の真帆と、部下の二宮が物語が始まる3年前に既に知り合っていたことが明かされましたが、2人が知り合いになった経緯や、どうして2人で占いに行くことになったのかはハッキリとは語られませんでした」(前同)

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